BtoB販促にも効果的なカタログギフト
BtoB企業において、カタログギフトは顧客関係の強化から販路拡大、マーケティング戦略に至るまで多面的な効果を発揮しています。この記事では、カタログギフトの基本的な形式やメリット・デメリット、さらには価格帯といった基本情報から、BtoBでの具体的な活用シーン、デジタルカタログギフトの魅力まで幅広く解説します。特に、新型コロナウイルスの影響で変化するギフト市場において、どのようにカタログギフトが効果を発揮するのかに焦点を当てています。
目次[非表示]
- 1.カタログギフトとは
- 1.1.カタログギフトのメリット・デメリット
- 1.2.カタログギフトの価格帯
- 1.3.カタログギフトのBtoB活用シーン
- 1.4.カタログギフトの顧客へのメリット
- 2.デジタルカタログギフトの魅力
- 2.1.デジタルカタログギフトの特徴・利点
- 2.2.デジタルカタログギフトの活用事例
- 2.3.デジタルカタログギフトの導入方法・配布方法
カタログギフトとは
カタログギフトとは、さまざまな商品が掲載されたカタログを購入して相手に送り、相手はその中から自分が好きな商品を選んで注文できるというプレゼントの形式です。
カタログには食品から雑貨までさまざまな商品が掲載されており、贈る側は相手の好みや家族構成などを気にせずに贈ることができます。また、価格帯も数千円から数万円以上まで幅広く、贈る相手やシーンに合わせて選べるのが特徴です。
カタログギフトのメリット・デメリット
カタログギフトのメリットとしては、贈る側は「何を贈るか悩まなくてすむ」「すでに持っているものとかぶらない」ことが挙げられます。また、受け取る側は「選ぶ楽しみを感じられる」「好きなものを選べる」のもメリットです。さらに、カタログギフトはかさばらず、持ち運びも楽にできるという利点もあります。
一方で、デメリットとしては、「必ず欲しい商品があるとは限らない」点や、「カタログギフトを受け取っても商品が受け取れないケースがある」ことが挙げられます。例えば、カタログギフトには一般的にカタログが届いてから半年程度の有効期限が設定されており、その期限内に手続きしなければ商品を受け取れないケースがあります。
また、年配の人の中には手続き方法が理解できない場合があり、その場合はカタログギフトを受け取っているにもかかわらず、結果的に利用できない恐れがあるため、事前に利用方法を教えておくなどの対策をとることが推奨されています。
デジタルカタログのメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
カタログギフトの価格帯
カタログギフトは、さまざまな商品が掲載されたカタログから贈り先が好きな商品を選ぶことができるプレゼントの形式です。
価格帯は幅広く、数千円から数万円以上まで様々なものがあります。例えば、結婚式で3万円程度のご祝儀をもらった場合、カタログギフトの相場は1.5万円程度となります。
カタログギフトは、贈る相手やシーンに応じて選ぶことができ、定番カタログギフト、ブライダル専用カタログ、法要・香典返し向けカタログなど、さまざまな種類があります。また、価格帯別にカタログギフトを選ぶことも可能で、例えば3,000円~4,999円の価格帯のカタログギフトも存在します。
カタログギフトの魅力は、贈る側が相手の好みや家族構成などを気にせずに贈ることができる点や、受け取る側が好きなものを選べる点です。また、カタログギフトはかさばらず、持ち運びも楽にできるという利点もあります。これらの特徴から、カタログギフトは様々なシーンで活用されています。
カタログギフトのBtoB活用シーン
BtoB企業でのカタログギフトの使い方は多岐にわたり、顧客関係の強化から販路の拡大、さらにはマーケティング戦略まで、多くの面でその価値を発揮しています。
BtoBのイベントであるセミナーや展示会で、参加者に対してカタログギフトを渡すことで、信頼関係を一層強固にすることができます。
次に、販路拡大の側面でも、カタログギフトは有用です。従来のカタログギフトよりも柔軟な商品選びが可能であり、集めたデータを活用することで、ギフト自体を戦略的なものに昇華できます。例えば、クライアントの商品や自社のサービスをカタログに掲載することで、新しい販売ルートを開発するチャンスが広がります。
さらに、マーケティングの一環としても、カタログギフトは欠かせません。特に、コロナ禍でカジュアルギフトの需要が急増している今、強力なECシステムを駆使して、この市場をさらに活性化させることが期待されています。
総じて、BtoB企業でのカタログギフトの活用は、顧客との長期的な関係構築、新たな販売チャネルの確立、そしてマーケティング戦略の充実といった多面的な効果をもたらしています。
カタログギフトの顧客へのメリット
カタログギフトは、贈り先が自由に商品を選べる新しい形のプレゼントです。この方式は、顧客に多くのメリットを提供しています。
メリットのポイント |
説明 |
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好きな商品を選べる |
カタログギフトの一番の魅力は、受け取った人が自分の好きな商品を選べること。これにより、贈り物が好みに合わないというリスクが減少します。 |
選ぶ楽しみがある |
カタログギフトを受け取ると、どの商品を選ぶかという選択の楽しみがあります。 |
手続きが簡単 |
商品の選び方から受け取りまで、手続きが非常に簡単なので、手間がかかりません。 |
幅広い商品ラインナップ |
食品から雑貨まで、多種多様な商品が揃っているため、年齢や性別に関係なく、多くの人が喜ぶ商品が見つかります。 |
このようなメリットから、カタログギフトは多くの場面で使われています。さらに、デジタルカタログギフトも増えており、オンラインでの手続きが可能な点も魅力の一つです。
デジタルカタログギフトの魅力
デジタルカタログギフトは、オンライン環境でのギフト選びが可能で、多くの企業や個人に新たな選択肢を提供しています。ここでは、その特徴と利点、具体的な活用事例、導入から配布までの方法について詳しく解説します。
デジタルカタログギフトの特徴・利点
デジタルカタログは、消費者が自分で商品を選べるため、顧客満足度が高まります。また、企業側にとっては、在庫管理や発送手配が不要で、販促活動の効率化が期待できます。さらに、デジタルカタログの利用は、ギフト利用率の向上や環境への貢献など、多角的な効果があります。
デジタルカタログギフトは、多くの特徴とメリットを持つ新しい形の贈り物です。
特徴 |
説明 |
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ユーザー選択 |
ユーザーが自分の好みやライフスタイルに合わせてギフトを選べます。これにより、贈り主はギフト選びに悩む必要がありません。 |
商品多様性 |
グルメ、雑貨、食器、アパレル、体験型ギフトなど、多種多様な商品が選べます。 |
Web利用 |
インターネット上で手続きが完了し、在庫管理や発送手配の手間がかかりません。 |
メリット |
説明 |
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効率管理 |
商品の発注や在庫管理が不要で、スタッフの負担が軽減します。 |
コスト削減 |
プロモーションにかかるリソースやコストが削減できます。 |
顧客満足度 |
ユーザーは手軽に自分の好きなギフトを選べ、スムーズな申し込みが可能です。 |
在庫リスク軽減 |
在庫管理や配送は提供企業が行うため、自社での管理が不要です。 |
販促活用 |
SNSキャンペーンやイベント参加促進、リピーター育成などにも活用できます。 |
このように、デジタルカタログギフトは様々な特徴とメリットを持ち、効果的なギフト選びと販促活動に貢献します。
デジタルカタログギフトの活用事例
SBギフトではデジタルギフトを活用した事例が多くあります。そのひとつに特定のマイルプログラムにおいて、商品の購入や友達紹介で獲得したマイル数に応じて顧客のランクが上がり、ランクが上がった顧客には、WEB上で選べるカタログギフトがプレゼントされる実績があります。この施策は、10〜50代の顧客を対象として全国で展開されています。施策の目的は、継続コースの会員との長期的な関係を築き、商品の購入を促進することです。
施策の成果
- 食品やグルメだけでなく、オリジナルグッズも選べる多様なカタログが作成され、顧客満足度が高まっています。
- 特典商品の在庫や発送業務が削減され、業務効率が向上しています。
SBギフトを選んだ理由
- オリジナルデザインのWebカタログギフトが作成可能。
- 企業のコンセプトや予算に合わせたカタログ作成ができる。
- オリジナルグッズの提案や制作も対応している。
今後は、キャンペーン用の特典として、温泉などの体験系カタログも検討されています。
マイルプログラムの事例についてこちらもご覧ください。
デジタルカタログギフトの導入方法・配布方法
導入の手軽さと効率性
デジタルカタログギフトは、Web上で簡単に配布・閲覧が可能です。導入した企業は、顧客へバーコードURLを送るだけで作業が完了します。このURLを受け取った顧客は、店頭でバーコードを提示するだけで商品を無料で受け取ることができます。
販促施策との連携
デジタルカタログギフトは、Webキャンペーンと並行して行えるため、販促施策が一層効果的になります。例えば、「Webからお見積り・お申し込みいただいたお客さま全員にデジタルギフトを配布してコンバージョンを獲得したい」といった施策にも適用可能です。
コストとリソースの削減
デジタルカタログギフトは、商品の配達から管理までをギフト事業者が行うため、企業側の手間やコストが削減されます。特にSBギフトでは、低価格帯のWebカタログギフトも提供しており、予算に応じた柔軟な対応が可能です。
以上の点を踏まえ、デジタルカタログギフトの導入は、多くの企業にとって効率的かつ効果的な選択と言えるでしょう。
デジタルカタログギフトとしてオススメなのが、SBギフトの「Cesta」です。
「Cesta」について詳しくはこちら。