デジタルギフトとは? 導入方法・仕組み・活用シーンを一挙に解説
この記事へアクセスいただいた方のなかには、「デジタルギフトのことについて詳しく知りたい」「デジタルギフトの導入を検討している」という方も多いのではないでしょうか。
デジタルギフトは、企業のキャンペーンやプロモーション施策に有効なツールとされており、急速に普及しています。
「ギフトキャンペーンの手間や労力を軽減したい」
「顧客満足度の高いギフトを選びたい」
「認知度、売り上げアップを狙ったプロモーションを打ち出したい」
これらを実現したい方は、販促や集客に活躍するデジタルギフトの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
本記事では、デジタルギフトの導入方法や仕組み、活用シーンを一挙に解説します。デジタルギフトに関する情報を収集したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
- 1.デジタルギフトとは?
- 2.デジタルギフトの導入方法
- 2.1.1.商品の価格帯
- 2.2.2.提携先のラインアップ
- 2.3.3.導入コスト
- 3.デジタルギフトの仕組み
- 4.デジタルギフトの活用シーン
- 5.まとめ
デジタルギフトとは?
デジタルギフトとは、商品や金券などをURL化し、メールやSNSを通じて贈るギフトを指します。
コンビエンスストアやファストフード店などの店頭で利用できる引換券のほか、受け取った相手が商品を選べるWeb版カタログギフト形式もあり、カジュアルにもフォーマルにも使えるのが特徴です。
その自由度の高さから、選択できるギフトの種類が幅広いことも魅力のひとつとなっています。
たとえば、例として以下のような種類があります。
・コンビニエンスストアで販売しているお菓子や飲料品
・ファストフード店のハンバーガーやセットメニュー
・全国チェーン店で利用できる各種ギフト券
さらに、商品の配送にかかる人件費や労力も大幅に削減できるという点も魅力のひとつです。
【法人向け】キャンペーン施策に有効なデジタルギフト活用方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
>>【法人向け】キャンペーン施策に有効なデジタルギフト活用方法
デジタルギフトの導入方法
デジタルギフトの導入には、各社が展開している『デジタルギフトサービス』を利用するのが一般的です。
サービスは多数展開されているため、「どれを選んだらいいか分からない」という場合は、主に以下3つをチェックしてみるとよいでしょう。
1.商品の価格帯
低価格~高額商品まで、幅広い価格帯の商品を取り扱っているかをチェックしましょう。
価格帯は、大きく4つに分けられます。
■200円未満
代表的なものとしては、コンビニエンスストアで使えるクーポンや商品引換券などがあります。
低コストで多くのユーザーに配布できるのがポイントです。
認知度アップや継続的なキャンペーンなど、バラまき型の施策に活用できます。
■200円~500円程
飲食チェーンの商品引換券、オンラインで使えるギフトコードなどがあります。
ターゲットに応じたギフトを柔軟に選べるため、Webサイトやアプリの会員登録、資料請求、イベント来場などの景品としてもおすすめです。
■500円~1,000円程
商品引換券をはじめ、各店舗やオンラインストアで使えるギフトコードや金券などがあります。
高コストのため、配布できるユーザー数が限られますが、特定のユーザーへの謝礼や販促として活用できるでしょう。
■1,000円以上
高級食材や生活用品との交換などがあります。
サービスに契約いただいた方への景品や、抽選キャンペーンなどに活用できます。
ギフトの単価を下げることで、より多くのユーザーへギフトを贈ることができます。
また、既存ユーザーの販売促進や売り上げアップを狙うなら、ターゲットを絞ったうえで少し高価なギフトを贈るのもひとつの方法です。
予算や施策に応じたギフトを選定できるよう、サービス内で選択できる商品の価格帯を確認しておきましょう。
2.提携先のラインアップ
よりたくさんのユーザーに満足してもらうためには、大手コンビニエンスストアをはじめ、ファストフード店など、全国で利用できる提携企業がラインアップされたサービスを選ぶと安心です。
3.導入コスト
デジタルギフトは、発送にかかる費用や人件費を削減できるのが大きなメリットです。一方で、デジタルギフトサービスには、商品代金や手数料以外にもコストが発生する場合があります。初期費用やシステム利用料が発生しないか、ギフト発行手数料がいくらかかるかなど、導入にかかるコストも事前に確認しておきましょう。
実際のデジタルギフトサービスを詳しく知りたい方は、こちらもチェックしてみてください。
▶コンビニエンスストアやファストフード店で利用できるデジタルギフト
▶Webカタログギフト形式のデジタルギフト
デジタルギフトの仕組み
デジタルギフトの用意から受け取りまでの大まかな仕組みは次のとおりです。
店頭引き換えの場合
- サービス提供元へ商品を発注し、URLを受け取る。
- 受け取ったURLを、メールやSNSを使ってお客さまへ送付する。
- お客さまがURLにアクセスし、該当の店舗でバーコードを提示し、商品と引き換える。
配送の場合
- サービス提供元へ商品を発注し、URLを受け取る。
- 受け取ったURLを、メールやSNSを使ってお客さまへ送付する。
- お客さまがURLへアクセスし、商品の選択・配送先の指定などを行う。
- サービス提供側が申し込み内容を確認し、お客さまへ指定商品の配送手配を行う。
いずれの場合も、「在庫を保管する必要がない」という点は、デジタルギフトならではの特徴です。
\ 法人向けデジタルギフト入門書 /
デジタルギフトの活用シーン
デジタルギフトは目的やターゲットに応じ、さまざまなシーンで活用できます。
謝礼として
アンケートへの回答や会員登録などの謝礼として、デジタルギフトを贈る方法があります。
近年は、Web上からアンケートの回答を依頼することが多くなっています。しかし、ユーザーのなかには、入力を手間に感じたり、メリットなく情報を提供することを面倒に思う方もいらっしゃいます。
デジタルギフトで謝礼を提示すれば、お得感を演出できるため、「アンケートの回収率を上げたい」「会員登録数を増やしたい」といったときにも有効といえるでしょう。
キャンペーンとして
デジタルギフトは、200円未満の少額から商品を選択できるため、低コストで大規模な販促キャンペーン企画にも活用できます。ユーザーの関心を高めキャンペーンへの参加者数を最大化することも可能です。
また、規模の大きなキャンペーンの場合も、ギフトの在庫管理や配送作業などの労力・手間を削減できるため、キャンペーンの実施コストを抑えられます。
ノベルティとして
デジタルギフトは、企業名や商品名を入れたノベルティの代わりとしても活用できます。
継続的なキャンペーンだけでなく、「○日までに契約されたお客さま限定」など、期間限定で実施するキャンペーンのノベルティとして利用するのもいいでしょう。
デジタルギフトは、豊富な種類から商品を選べるため、企画の内容やターゲットに合わせたギフトを選定しやすいのも特徴です。
店頭で受け取り可能な商品やクーポン、カタログギフトなど、予算に合わせて商品を選びましょう。
まとめ
デジタルギフトは、メールやSNSなどを利用して贈るギフトです。
豊富なラインアップから商品を選択できるため、謝礼・キャンペーン・ノベルティなど、さまざまなシーンで活用できます。
「デジタルギフトのことをもっと知りたい!」という方は、こちらの記事もぜひ併せてご一読ください。
▶ソーシャルギフト・デジタルギフトとは?