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差し込みメール配信とは?おすすめツールもご紹介


メールマーケティングにおいて、顧客一人ひとりに合わせたパーソナライズされたメールを送ることは、開封率や購買率の向上に大きな影響を与えます。しかし、大量の顧客データを手動で管理し、個別にメールを作成するのは非常に手間がかかります。そこで注目されているのが、メールの差し込み配信です。本記事では、メールの差し込み配信の概要やメリット、差し込みフィールドの設定方法について解説します。また、差し込み配信に便利なおすすめのツールも紹介するので、効率的なメールマーケティングを実現したい方は必見です。



目次[非表示]

  1. 1.メールの差し込み配信とは?
    1. 1.1.パーソナライズされたコンテンツを配信できる
    2. 1.2.人為的なミスを軽減できる
    3. 1.3.業務効率の改善
    4. 1.4.開封率やCV率が向上する
    5. 1.5.差し込みフィールドで設定する
  2. 2.メール差し込み配信におすすめのツール
    1. 2.1.配配メール
    2. 2.2.WEBCAS
    3. 2.3.Gmailでもできる


メールの差し込み配信とは?

メールの差し込み配信は、顧客データベースの情報を活用して、一人ひとりの顧客に合わせたパーソナライズされたメールを自動的に送信する方法です。ここでは、メールの差し込み配信の主なメリットと、差し込みフィールドの設定方法について詳しく説明します。パーソナライズされたコンテンツの配信、人為的ミスの軽減、業務効率の改善、開封率やCV率の向上など、差し込み配信がもたらす効果を理解することで、メールマーケティングの成果を最大化することができるでしょう。


パーソナライズされたコンテンツを配信できる

メール差し込み配信でパーソナライズされたコンテンツを配信するメリットは多岐にわたります。

まず、パーソナライズメールを活用することで、顧客ひとりひとりのニーズに合わせた最適なコンテンツを届けられます。一斉配信では全員に同じ内容を送るため、多くの顧客が内容に興味を持たない可能性が高くなりますが、パーソナライズされたメールなら、顧客の嗜好やニーズに合わせて適切な内容を配信できます。結果として開封率が高くなり、より高い成果が期待できるのです。

また、顧客にとって求めている情報が常に配信されれば、企業への信頼感が高まります。一方で顧客のニーズから外れた一斉配信を繰り返せば、顧客との信頼関係を損なう恐れがあります。パーソナライズメールを活用することで、顧客との信頼関係を築くことができるでしょう。

さらに、一斉配信では顧客の嗜好に合わない内容が送られるため、迷惑メールと見なされる可能性がありますが、パーソナライズメールならそのリスクが低くなります。

メール配信システムには、顧客データを活用してパーソナライズメールを実現する機能があります。具体的には、顧客属性やメール開封履歴などのデータから、ターゲットに合わせた最適なコンテンツを自動で選別して配信できます。

また、ポチッとギフトなどのデジタルギフトのユニークURLを差し込みすると、よりパーソナライズされたメールにすることができます。


人為的なミスを軽減できる

メールの差し込み配信機能を利用することには、人為的なミスを軽減できるという大きなメリットがあります。

まず、差し込み配信では手作業で宛名を入力する必要がないため、宛名の入力ミスを防ぐことができます。また、同じ文面を複数の宛先に送信するため、文面の入力ミスも防げます。さらに、配信対象者のリストを一括で読み込めるので、送信先の抜け漏れを防ぐこともできます。

このように、差し込み配信機能を活用することで、大量のメール配信作業における人的ミスのリスクを大幅に下げられます。自動化によりミスを最小限に抑え、効率的で確実な配信が可能になります。


業務効率の改善

メールの差し込み配信における業務効率の改善には、いくつかの重要なポイントがあります。

まず、顧客データをSalesforceなどのCRMシステムで一元管理することが挙げられます。Salesforceには顧客情報を蓄積・分析する機能があり、これを活用することでターゲットを絞った効率的な配信が可能になります。

次に、メール配信ツールのテンプレート機能を活用することも重要です。テンプレートを使えば、差し込み項目を簡単に設定できます。例えば、契約書管理システムでは、契約情報を自動で取り込んでメール本文に差し込むことができます。

また、メール配信の自動化により、手作業が不要になり大幅な業務効率化が図れます。Web問診票のように、顧客にあらかじめ情報を入力してもらえば、手作業が減るのです。

さらに、メール配信時の情報漏えいリスクを低減するため、アクセス権限の管理やIPアドレス制限などのセキュリティ対策も重要です。Salesforceには高度なセキュリティ機能が搭載されています。

加えて、メール配信ツールと他システムを連携させることで、業務効率がさらに向上します。例えば、IDパスワード管理システムとの連携で、メール本文への自動差し込みが可能になります。


開封率やCV率が向上する

メール配信の差し込み機能を活用することには、開封率やCV率の向上につながります。

まず、差し込み機能を使うと、顧客の名前や誕生日などの個人情報が含まれたメールを送信できます。そのため、受信者は「自分宛てのメール」と認識しやすくなり、不特定多数に送られたメールよりも重要度が高いと判断する傾向にあります。この個人宛てのメールという認識が、開封率の向上につながります。

また、個人情報が含まれたメールは、受信者にとって親しみやすく、メッセージの訴求力が高まります。そのため、メールの内容に対する関心が高まり、CV率の向上が期待できます。

一方で、差し込み機能を使わずに一斉配信すると、受信者は不特定多数への一般的なメールだと認識してしまい、開封率やCV率が低下してしまう可能性があります。


差し込みフィールドで設定する

メールの差し込み配信では、差し込みフィールドを設定することで、受信者ごとに個別の情報を自動的に挿入することができます。

差し込みフィールドを設定することには、いくつかのメリットがあります。まず、受信者ごとに個別の情報(名前、住所、ポイント数など)を自動挿入できます。また、手作業による入力ミスを防ぐことができます。さらに、受信者個別のパーソナライズされたメールを効率的に配信できます。

デジタルギフトの送付にも差し込みメール配信が適しています。

SBギフトのデジタルギフト「ポチッとギフト」


メール差し込み配信におすすめのツール

メールの差し込み配信を行う際には、専用のツールを使うことで作業を効率化できます。ここでは、メール差し込み配信に便利な代表的なツールを3つ紹介します。配配メールやWEBCASは、メールマーケティングに特化したツールで、差し込み配信に必要な機能が充実しています。また、Gmailでも差し込み配信が可能なので、手軽に始められます。これらのツールを活用することで、メールの差し込み配信をスムーズに行い、マーケティングの効果を高めることができるでしょう。


配配メール

配配メールは、メール差し込み配信に適したおすすめのツールです。配配メールには、顧客データを活用して個別のメールを自動で作成する「差し込み機能」が搭載されています。

配配メールの差し込み機能では、名前、性別、会社名などの基本情報や、購入履歴や商品情報などの個別データ、さらには担当者や部署名といった法人向けの情報まで、幅広いパーソナライズが可能です。これらの情報を自動で差し込むことで、一人ひとりにあわせたきめ細かいメール配信ができます。

また、配配メールには豊富なメール作成機能も備わっています。HTMLメールの作成やリッチテキスト編集、デザインテンプレートの利用など、差し込み情報を効果的に表示できるメールを簡単に作成できます。

さらに、配配メールはメール配信の分析機能にも優れています。開封率やクリック率、コンバージョン率などを詳細に分析できるため、差し込み内容の改善につなげられます。

WEBCAS

WEBCAS e-mailは、メール差し込み配信に最適なメール配信システムです。その最大の特長は、データベースや外部システムとの連携に強みを持っていることです。

WEBCAS e-mailは、独自の連携機能により、複数のデータベースや基幹システム、ECシステム、レコメンドエンジン、ポイントシステム、キャンペーン管理システムなどと連携できます。これにより、顧客の属性情報や購買履歴などのデータを活用した、パーソナライズされたメール差し込み配信が可能になります。

また、WEBCAS e-mailは高速で大量配信が可能なのも大きな特長です。独自開発の配信エンジンにより、毎時1,000万通の高速配信を実現しています。大量のメール差し込み配信でも短時間で確実に送信できます。さらに、エラーメール解析や分散配信、配信量の調整など、大量配信に適した機能も備えています。

加えて、WEBCAS e-mailは充実のサポート体制を整えています。電話・メール・オンラインによる無料サポートに加え、対面での操作支援も受けられます。初期導入時の設定支援や運用時の疑問対応など、手厚いサポートが期待できるのです。

以上のように、WEBCAS e-mailは機能面と配信性能の高さから、大規模配信を行いたい企業や高度なカスタマイズ・データ連携を必要とする企業に最適なツールだと言えるでしょう。料金が割高な点が唯一の欠点ですが、メール差し込み配信に求められる要件を十分に満たしています。効果的な差し込み配信を実現したい企業にとって、WEBCAS e-mailは非常に有力な選択肢の一つです。


Gmailでもできる

Gmailでメールの差し込み配信を行うには、Google Apps Script(GAS)を使用する必要があります。GASはGoogleが提供するスクリプト環境で、これを用いてスクリプトを記述し、差し込み配信の機能を実装します。

具体的な手順としては、まず配信リストをスプレッドシートなどに用意し、受信者のメールアドレスと名前などの情報を列に記載します。次に、GASのスクリプトから配信リストのデータを読み込み、メールの本文と件名を設定します。そして、1通ずつ宛名部分を書き換えながらGmailで送信していくのです。

Gmailで差し込み配信を行うメリットは、無料で実現できる点と、宛名を個別化することで開封率が上がる可能性がある点です。

しかし、デメリットも存在します。まず、スクリプトの記述が必要で技術的な知識が求められます。また、配信リストの管理が手作業で大変な点も課題です。さらに、無料のGmailアカウントでは1日に100通までしか送信できず、500通以上の大量送信は制限されてしまいます。

したがって、大規模な差し込み配信を行う場合は、専用のメール配信システムを利用することをおすすめします。メール配信システムなら大量送信が可能で、差し込み機能やリスト管理機能も備わっているため、効率的で確実な配信が実現できます。

以上のように、Gmailでの差し込み配信は小規模な配信には適していますが、大規模な配信を行う場合は専用のシステムを検討する方が賢明だと言えるでしょう。Gmailの特性を理解した上で、目的に合った配信方法を選択することが重要です。



法人事業部 定松 礼倫
法人事業部 定松 礼倫
バンダイナムコゲームスおよび福岡ソフトバンクホークスを経て、SBギフト株式会社に入社。広範な業界経験を活かし、法人向け販促活動やマーケティング戦略立案・実行を担当。特に法人キャンペーン支援において、多数の成功事例を創出してきました。顧客獲得と販促活動でお悩みの企業様、豊富なノウハウを元にした解決策をご提案いたします。お気軽にご相談ください!

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