
デジタルギフトの使い方は?受け取り・交換手順とキャンペーン成功のポイントを徹底解説
デジタルギフトに興味はあるものの、「実際にどう使うの?」「届いたURLの先で何をすればいい?」と疑問を持つ方は少なくありません。本記事では、デジタルギフトの基礎知識から、エンドユーザーの受け取り・交換手順、さらにキャンペーン担当者が押さえるべき設計のポイントまで、導入から活用まで網羅的に解説します。
目次[非表示]
デジタルギフトの基本理解
デジタルギフトは近年、法人のキャンペーンや販促施策で急速に普及が進んでいます。ここでは、デジタルギフトの定義や種類、法人が導入するメリットを整理します。
デジタルギフトとは何か
デジタルギフトとは、商品や金券などをURL化し、メールやSNSを通じて相手に届けるギフトの仕組みです。受け取る側は、届いたURLにアクセスするだけで、スマートフォン上でギフト内容を確認し、商品との引き換えや受け取り手続きを完了できます。従来の物理的なギフトのように、配送や梱包の工程が不要であることが大きな特徴です。
国内のeギフト市場は急速に拡大しており、矢野経済研究所の調査によれば、2023年には約3,196億円に達し、2025年には4,057億円を超える規模に成長すると予測されています
(出典:矢野経済研究所「商品券・ギフト券/eギフト市場に関する調査」https://www.ohmae.ac.jp/mbaswitch/e-gift-certificate/)。
また、MMD研究所が2024年1月に発表した調査では、デジタルギフトの認知率は61.6%、利用経験率は26.5%に上り、利用意向は43.4%と約半数近くが関心を持っています
(出典:MMD研究所「デジタルギフトに関する調査」https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2301.html)。
デジタルギフトの主な種類と特徴

デジタルギフトには複数のタイプがあり、キャンペーンの目的や予算、ターゲット層に応じて使い分けることが重要です。主な種類を以下の表にまとめます。
店頭受取型は少額で大量に配布するバラまき施策に向いており、配送型Webカタログは高単価で特別感を演出したい場面に適しています。金券・ポイント型は受け取る側の自由度が最も高く、幅広い層への訴求に効果的です。
法人企業が導入する5つの利点
法人がデジタルギフトを導入することで、以下の5つのメリットが得られます。
①梱包・配送の手間を削減できる:デジタルギフトはURL形式のため、メールやSNSで即時に配布が完了します。従来の物理ギフトで発生していた封入・梱包・配送業者への依頼といった作業工数を大幅に減らすことができます。
②在庫リスクがゼロになる:デジタル形式で提供されるため、物理商品の事前調達や倉庫での保管が不要です。キャンペーン終了後に余った在庫を抱える心配もありません。
③低コストで即時配布が可能:配送費・梱包費が不要なため、100円台の少額商品からギフトを設定でき、大規模なキャンペーンでも予算を抑えた運用が可能です。
④受取人の個人情報取得が不要:店頭受取型の場合、受取人の住所を取得する必要がないため、個人情報の管理負担を軽減できます。セキュリティ面での安心感が高まります。
⑤配布データの可視化と効果測定:デジタルギフトではURL単位で配布・開封・利用状況をトラッキングでき、キャンペーンの効果検証がしやすくなります。
【エンドユーザー編】デジタルギフトの受け取り方法
デジタルギフトをキャンペーン景品として活用する場合、エンドユーザーがスムーズに受け取れるかどうかが施策の成否を左右します。ここでは、主な受け取り経路について解説します。
メール・SMS・SNSでの受け取り手順
デジタルギフトの最も一般的な受け取り方法は、メールやSMS、SNSのダイレクトメッセージ経由でURLを受信するパターンです。エンドユーザーの操作は非常にシンプルで、届いたメッセージ内のURLをタップするだけでギフトページが表示されます。
具体的な流れは次のとおりです。まず、キャンペーン主催企業から、当選通知や謝礼としてギフトURLが記載されたメッセージが届きます。エンドユーザーがそのURLをスマートフォンで開くと、ギフトの内容(商品名・利用期限など)が表示されます。店頭受取型であればバーコードが表示され、配送型であれば商品選択画面へ遷移します。
配布チャネルとしては、メールが最も広く使われていますが、近年ではLINEのメッセージやSNSのダイレクトメッセージで配布するケースも増えています。いずれの場合も、専用アプリのインストールや会員登録は不要であり、URLへのアクセスだけでギフトを受け取れる点がユーザーにとっての利便性を高めています。
QRコードを活用したオフラインからの誘導
店舗やイベント会場など、オフラインの場で接点を持つ顧客に対しては、QRコードを活用した配布が効果的です。チラシ、ポスター、搭乗券、レシートなどにQRコードを印字し、スマートフォンで読み取ってもらうことで、デジタルギフトの受け取りページやキャンペーンサイトへ誘導できます。
実際に、スカイマーク様では搭乗券にQRコードを印字し、搭乗後のアンケート回答者に対して抽選でデジタルギフトをプレゼントする施策を実施しています。このように、オフラインでの顧客体験とオンラインのデジタルギフト配布を組み合わせることで、来店促進やアンケート回収率の向上につなげることができます。
QRコードは印刷物だけでなく、デジタルサイネージや店頭POPにも応用でき、幅広いタッチポイントで活用可能です。
受け取り時の注意点とよくあるFAQ
デジタルギフトの受け取りにあたって、エンドユーザーが知っておくべきポイントがいくつかあります。キャンペーン担当者は、これらを事前に案内しておくとユーザーからの問い合わせを減らすことができます。
有効期限の確認
デジタルギフトには有効期限が設定されています。たとえば、えらべるポチッとギフトの場合、ポイントの有効期間は発行日から3ヶ月後の月末までです。期限を過ぎると利用できなくなるため、受け取ったら早めの利用を案内することが重要です。
対応端末について
ギフトの受け取り・交換にはスマートフォンまたはタブレットが必要です(iPhone:iOS8以降、Android:5以降)。プリントアウトしたバーコードでの交換は受け付けられていません。また、フィーチャーフォン(ガラケー)には対応していません。
よくあるFAQとしては、「URLを開いても画面が表示されない」→ブラウザのキャッシュクリアや別ブラウザでの試行を案内、「一度選んだ商品を変更したい」→ポイント交換後や商品選択後のキャンセル・変更はできない仕様となっている、といった内容が挙げられます。
【エンドユーザー編】商品の交換・利用方法

デジタルギフトの種類によって、商品の交換方法は異なります。ここでは、SBギフトが提供する代表的な3タイプについて、それぞれの交換手順を解説します。
店頭受取型(ポチッとギフト)の交換手順
ポチッとギフトは、全国の提携店舗(セブンイレブン、モスバーガー、ケンタッキーフライドチキン、サーティワンアイスクリームなど)で商品を受け取れる店頭受取型のデジタルギフトです。交換の手順は以下のとおりです。
ステップ1:届いたURLにスマートフォンでアクセスし、ギフト内容と引き換え用のバーコードを画面に表示します。
ステップ2:提携店舗に来店し、レジでスマートフォン画面のバーコードをスタッフに提示します。
ステップ3:セブンイレブンの場合はレジでバーコードをスキャンし、サーバーと通信して認証が行われます。モスバーガーやケンタッキーフライドチキン、サーティワンアイスクリームの場合は、スタッフにバーコードを提示して認証を行います。
ステップ4:認証が完了すると、対象商品が手渡されます。
バーコードはユニーク(一意)であり、一度利用すると再利用はできない仕組みになっているため、不正利用を防止できます。
配送型(Cesta)の交換手順
Cesta(セスタ)は、Web上のカタログから好きな商品を選び、自宅などの指定先まで配送してもらえるWebカタログギフトです。グルメ、家電、雑貨など豊富なラインナップの中から選べるのが特徴です。
ステップ1:届いたユニークURLにアクセスすると、Webカタログギフトの商品一覧ページが表示されます。
ステップ2:カタログの中から好きな商品を選択します。商品ジャンルや価格帯から絞り込みが可能です。
ステップ3:お届け先の住所・氏名などの配送情報を入力し、申し込みを確定します。
ステップ4:SBギフト側で申し込み内容を確認し、選択された商品を指定の届け先へ配送します。
Cestaでは、商品選定・確保から在庫管理、配送手配までをSBギフトが一括管理するため、導入企業側に物流面の負担がかかりません。個人情報の管理もISMS認証を取得したSBギフトが行うため、セキュリティ面でも安心です。コースは980円のものから数千円~1万円のものまで用意されており、予算やターゲットに合わせた柔軟な設定が可能です。
「えらべるポチッとギフト」のポイント交換
えらべるポチッとギフトは、受け取ったポイントを使い、複数の商品ブランドの中から自分の好きなギフトを選べるサービスです。店頭受取型のポチッとギフトと配送型のCestaの良さを組み合わせた形式で、受け取る側の選択自由度が高いのが特徴です。
ステップ1:届いたURLにアクセスすると、付与されたポイント数と交換可能な商品の一覧が表示されます。
ステップ2:セブンイレブン、モスバーガー、ケンタッキーフライドチキン、サーティワンアイスクリーム、花キューピットなど、提携先の商品の中から好きなギフトを選択し、ポイントと交換します。
ステップ3:交換したギフトは「ギフトを使う」画面からアクセスでき、店頭受取型のバーコードが表示されます。そのバーコードを提携店舗のレジで提示して商品を受け取ります。
なお、ポイントの有効期間は発行日から3ヶ月後の月末までとなっています。また、ポイント交換後のキャンセルはできないため、商品選択は慎重に行う必要があります。画面のヘッダーバナーやメッセージはカスタマイズ可能で、企業オリジナルの特別感を演出することもできます。
キャンペーン担当者が知っておくべき活用と設計
デジタルギフトの効果を最大化するには、ギフトの選定だけでなく、キャンペーン全体の設計やブランディングの工夫が欠かせません。ここでは、担当者が押さえておくべきポイントを解説します。
効果的なキャンペーン設計のポイント
デジタルギフトを活用したキャンペーンで成果を出すためには、まず「誰に」「どんな行動を促したいか」を明確にすることが出発点となります。目的が新規顧客の獲得なのか、既存顧客のリピート促進なのかで、最適なギフトの種類や金額設定は大きく異なります。
ターゲットに合わせたギフト単価の設計
広くリーチしたいバラまき型施策であれば、100円〜500円程度の店頭受取型ギフトが適しています。コンビニの飲料やお菓子など日常的に使える商品は、幅広い層に喜ばれます。一方、契約や成約の謝礼など、特定のアクションに対する高付加価値のインセンティブであれば、1,000円以上のWebカタログギフトを活用すると効果的です。
即時性を活かした設計
デジタルギフトの大きな強みは即時性にあります。SNSキャンペーンにおけるインスタントウィン(即時抽選)との組み合わせは、参加者にその場で結果を通知し、当選者にはすぐにギフトURLを届けられるため、エンゲージメントが高まります。実際に、あるウォーキングアプリでは目標歩数達成報酬としてポチッとギフトを導入し、既存キャンペーンと比較して応募数が最大3倍以上に増加した実績があります。
利用期限と案内のタイミング
ギフトの有効期限内に確実に利用してもらうために、受け取り直後だけでなく、期限が近づいたタイミングでリマインドの通知を送ることも有効です。
ブランド価値を高めるカスタマイズ活用
デジタルギフトは、単に景品として配布するだけでなく、企業のブランドイメージを強化するツールとしても活用できます。ギフト受け取り画面やカタログページに自社のロゴやメッセージを入れることで、ユーザーとのブランド接点を増やすことが可能です。
たとえば、えらべるポチッとギフトでは、ヘッダーバナー画像の変更、メイン画像の差し替え、お客様や社員に向けたオリジナルメッセージの掲載、ボタン色の変更など、画面のカスタマイズが可能です。これにより、汎用的なギフトではなく「企業オリジナルの特別なギフト」として受け取ってもらうことができます。
また、Cestaでは企業のコンセプトや予算に合わせたオリジナルデザインのWebカタログギフトを作成でき、自社のオリジナルグッズを商品ラインナップに含めることも可能です。実際にベースフード株式会社様では、マイルプログラムのランクアップ特典としてCestaを導入し、食品だけでなくオリジナルグッズも選べる充実したカタログを提供することで、継続コース会員との長期的な関係構築に成功しています。
デジタルギフト導入の3ステップ
デジタルギフトの導入は、複雑な手続きは不要で、以下のシンプルな3ステップで始めることができます。
ステップ1:問い合わせ・要件整理
まず、デジタルギフトサービスの提供企業に問い合わせを行い、キャンペーンの目的・予算・対象人数・スケジュールなどの要件を整理します。SBギフトでは、初期費用・月額費用・システム費用がいずれも0円で、基本料金は商品代金+手数料のみの明瞭な料金体系を採用しています。
ステップ2:審査・契約・発注
導入企業の企業規模やキャンペーン内容についての審査を経て、契約を締結します。キャンペーンの内容に応じたギフト商品や配布数量を確定し、発注を行います。
ステップ3:ユニークURLの発行・配布開始
発注内容に基づき、商品引き換え用のユニークURLが発行されます。企業はこのURLをメール、SMS、LINE、SNSなどの任意のチャネルでエンドユーザーに配布するだけでキャンペーンを開始できます。Webキャンペーンシステムを組み合わせれば、即時抽選から当選者へのギフト割り当て、商品受け取りまでを一気通貫で管理することも可能です。





