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【ビジネスマナー解説】新年挨拶で好印象を与える方法 例文・NG例・デジタルギフト活用まで

新年の訪れとともに、ビジネスパーソンにとって欠かせないのが取引先や上司への新年挨拶です。形式的な挨拶で終わらせず、相手に好印象を与えるには何を意識すべきでしょうか。本記事では、基本マナーから印象に残る工夫、メール文例、さらにデジタルギフトの活用法まで実践的に解説します。

目次[非表示]

  1. 1.ビジネスにおける新年挨拶の基本マナー
    1. 1.1.なぜ新年挨拶はビジネスにおいて重要なのか
    2. 1.2.新年挨拶の適切なタイミングとシーン別対応
    3. 1.3.意外とやりがちな新年挨拶のNG例
    4. 1.4.新年挨拶で意識したい服装・身だしなみのポイント
  2. 2.形式だけで終わらせない、新年挨拶を印象に残す工夫
    1. 2.1.一言添えるだけで差がつく挨拶メッセージの考え方
    2. 2.2.新年挨拶と相性の良い「デジタルギフト」という選択肢
    3. 2.3.新年挨拶にふさわしいデジタルギフトの具体例
  3. 3.メールで行う新年挨拶の正しいマナーと文例
    1. 3.1.ビジネスメールで押さえるべき新年挨拶の基本ルール
    2. 3.2.そのまま使える新年挨拶メールの例文テンプレート
    3. 3.3.メールでの新年挨拶でもデジタルギフトは活用できる

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ビジネスにおける新年挨拶の基本マナー

新年挨拶は、単なる形式ではなく、ビジネス関係を良好に保つための重要なコミュニケーションです。まずは押さえておきたい基本マナーを確認しましょう。

なぜ新年挨拶はビジネスにおいて重要なのか

新年挨拶は、旧年中の感謝を伝えるとともに、新しい年のさらなる発展を願う大切なビジネスマナーです。丁寧な挨拶は相手に好印象を与え、今後の信頼関係を強化する効果があります。日本では古くから、年始に年神様をお迎えして祀る習慣があり、この文化がビジネスにおける新年挨拶にも受け継がれています。

取引先へ昨年お世話になったお礼と、今年一年のお付き合いをお願いする機会として、ビジネスの挨拶のなかでも特に重要な位置づけとなっています。直接訪問することで人間関係が深まり、信頼を高めるきっかけとなるため、年に一度の貴重な機会を有効活用することが大切です。

新年挨拶の適切なタイミングとシーン別対応

新年の挨拶は「松の内」と呼ばれる期間に行うのがマナーです。松の内は関東では1月7日まで、関西では1月15日までとされていますが、ビジネスシーンでは1月7日までを目安にするとよいでしょう。取引先を訪問する場合は、先方の仕事始めから2~3日の間にアポイントを取って伺うのが理想的です。

アポイントなしで訪問する場合は、始業直後や昼食時を避け、5~10分程度で切り上げるのがマナーです。松の内を過ぎてしまった場合は、年賀状やメールではなく「寒中見舞い」として送ります。社内では、仕事始めの日にまず上司のデスクへ行き新年の挨拶をしましょう。直属の上司だけでなく、業務でお世話になっている先輩にも忘れずに挨拶することが大切です。

意外とやりがちな新年挨拶のNG例

新年の挨拶では、縁起の悪い「忌み言葉」を避けることが重要です。代表的なのが「去年」という表現で、「去」には「去る」という意味があるため、「昨年」や「旧年」と言い換えましょう。そのほか「終わる」「枯れる」「失う」「衰える」「滅びる」なども忌み言葉に該当します。また、目上の方に対して「迎春」「賀正」など1~2文字の賀詞を使うのはマナー違反です。これらは簡略化された表現のため、上司や取引先には「謹賀新年」「謹んで新年のお慶びを申し上げます」など4文字以上の賀詞を使いましょう。さらに、年賀状をいただいた相手にメールで返信するのは失礼にあたります。年賀状には年賀状でお返しするのが基本マナーです。

新年挨拶で意識したい服装・身だしなみのポイント

新年の挨拶回りでは、清潔感のあるビジネススーツが基本です。普段カジュアルな服装が認められている職場でも、挨拶回りの際はスーツやジャケットの着用が望ましいとされています。男性はシワのない、サイズの合ったスーツを選び、派手なデザインは避けましょう。女性は上品さを意識し、肌の露出が多い服や華美なアクセサリーは控えます。第一印象は最初の3秒で決まるとされており、身だしなみは相手への敬意を示すとともに、信頼感にもつながります。髪型は清潔に整え、爪の手入れも忘れずに行いましょう。持ち物として、新しい名刺や筆記用具、スケジュール帳を準備しておくことも大切です。身だしなみを整えることは、ビジネスを円滑に進めるための基本マナーなのです。

形式だけで終わらせない、新年挨拶を印象に残す工夫

新年挨拶

定型的な挨拶だけでは、相手の記憶に残りにくいものです。ちょっとした工夫を加えることで、他社との差別化を図り、より良い関係構築につなげましょう。

一言添えるだけで差がつく挨拶メッセージの考え方

新年挨拶で好印象を与えるには、定型文に加えて相手との関係性に応じた一言を添えることが効果的です。たとえば「昨年は○○プロジェクトでご尽力いただき、誠にありがとうございました」など、具体的なエピソードを盛り込むと、より印象に残ります。また、今年の抱負や、相手と共に取り組みたい目標を伝えることで、前向きな姿勢をアピールできます。挨拶の場では、「新年を迎えた祝意」「前年のお礼」「変わらぬお付き合いのお願い」「本年の抱負」の4つの要素を盛り込むのが基本です。一方的に話すのではなく、相手の忙しさや雰囲気を見ながら、話を広げるか短くまとめるかを判断する柔軟性も大切です。心のこもった一言が、ビジネス関係をより深める鍵となります。

新年挨拶と相性の良い「デジタルギフト」という選択肢

近年、新年の挨拶にデジタルギフトを活用する企業が増えています。デジタルギフトとは、オンライン上でギフトコードを贈り、受け取った方が商品に引き換えたり金券として利用したりできるサービスです。メールやSNSでURLを送付するだけで簡単にギフトを贈ることができるため、遠方の取引先への配送時間や費用を気にする必要がありません。従来の手土産と比べて在庫管理や発送コストを抑えられるほか、受け取る側も自分の好きなタイミングで商品を選べるため、相手の好みがわからない場合でも喜ばれる贈り物が可能になります。直接訪問が難しい場合や、多数の取引先に効率的に感謝を伝えたい場合に、デジタルギフトは現代的なお年賀の形として注目されています。

えらべるポチッとギフト

新年挨拶にふさわしいデジタルギフトの具体例

新年挨拶にデジタルギフトを活用する場合、相手との関係性や予算に応じた商品選びが重要です。お年賀の予算相場は1,000円~3,000円程度、高くても5,000円程度が一般的とされています。SBギフト株式会社の「えらべるポチッとギフト」では、受け取った方が以下のような商品から好きなものを選べます。

予算帯

具体的なギフト例

適したシーン

1,000円程度

セブン‐イレブンで受け取れるドリンク・お菓子、カフェで使えるドリンクチケット

日頃お世話になっている近隣の取引先への挨拶

3,000円程度

モスバーガー、ケンタッキーフライドチキン、サーティワン アイスクリームの商品券

重要取引先の担当者への挨拶

5,000円程度

厳選グルメや名産品などのお届けギフト、花キューピットのフラワーギフト

特にお世話になった取引先への挨拶

受け取る側が自分で好きなギフトを選べる点が特徴で、相手の好みを正確に把握していなくても喜ばれる贈り物が可能になります。メールやSNSでURLを送付するだけで届けられるため、遠方の取引先にも配送の時間や費用を気にせず、迅速に新年の挨拶を届けることができます。

メールで行う新年挨拶の正しいマナーと文例

新年挨拶

近年、年賀状に代わりメールで新年挨拶を行う企業も増えています。効率的でありながら失礼のないメール作成のポイントを押さえましょう。

ビジネスメールで押さえるべき新年挨拶の基本ルール

新年挨拶メールは、仕事始めの日から松の内(1月7日)までに送るのがマナーです。件名は「新年のご挨拶【株式会社○○ 氏名】」のように、誰からの挨拶か一目でわかるよう明記しましょう。新年は多くのメールが届くため、簡潔でわかりやすい件名が重要です。

宛名は(株)などと略さず、社名・部署名・役職名・敬称付きの個人名を正式に記載します。文頭には「謹賀新年」「謹んで新春のお慶びを申し上げます」など、目上の方にふさわしい賀詞を使用します。本文では前年の感謝、今年の抱負、相手の健康や繁栄を祈る言葉を盛り込みます。BCCやCCでの一斉送信は失礼にあたるため避け、可能な限り個別に送信することが大切です。

そのまま使える新年挨拶メールの例文テンプレート

取引先への新年挨拶メールは、以下の構成を参考にしてください。

件名:新年のご挨拶【株式会社○○ 氏名】

○○株式会社 ○○部 ○○様

謹んで新春のお慶びを申し上げます

旧年中は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます 本年もさらなる業務の充実とサービス向上を目指し 全社一丸となって取り組む所存でございます

何卒本年も変わらぬご愛顧を賜りますよう お願い申し上げます

貴社のますますのご発展と 皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます

メールにて恐縮ですが 年始のご挨拶とさせていただきます

なお、新年のメールでは句読点を使用しないのが正式なマナーとされています。また、相手との具体的なエピソードを一言添えると、より印象に残るメールになります。

メールでの新年挨拶でもデジタルギフトは活用できる

メールで新年挨拶を送る際にも、デジタルギフトを添付することで感謝の気持ちをより効果的に伝えられます。「えらべるポチッとギフト」はユニークURL形式のため、メール本文にURLを記載するだけで簡単にギフトを贈ることができます。「日頃の感謝を込めて、ささやかではございますがデジタルギフトをお送りいたします」といった一文を添えれば、形式的になりがちなメールに特別感をプラスできます。相手がURLをクリックするだけで好きな商品を選べるため、受け取り手の負担もありません。

100円の商品からラインナップがあるため、多くの取引先に感謝を伝えたい場合でも、コストを抑えながら心のこもった挨拶が実現できます。年賀状やメールだけでなく、デジタルギフトという選択肢を加えることで、他社との差別化を図り、相手の記憶に残る新年挨拶が可能になるでしょう。

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事業推進部 定松 礼倫
事業推進部 定松 礼倫
バンダイナムコゲームスおよび福岡ソフトバンクホークスを経て、SBギフト株式会社に入社。広範な業界経験を活かし、法人向け販促活動やマーケティング戦略立案・実行を担当。特に法人キャンペーン支援において、多数の成功事例を創出してきました。顧客獲得と販促活動でお悩みの企業様、豊富なノウハウを元にした解決策をご提案いたします。お気軽にご相談ください!
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